
「新たな試み」と聞くと
【 自分の 可能性を広げる為の行為 】
という ポジティブなイメージを抱きやすいですよね。
ただ、視点を変えると
【 自分が 合わない事を知る為の行為 】とも言えます。
「新たな試み」は、希望に満ちた行為というよりも、単純なことで
自分の 向き不向きを裏付ける実験 のようなもの
そう私は思っています。
やってみたいと思う事は、行動に移さないと、ずっと心の隅に居続けます。
憧れの対象として、希望の存在として、位置付けます。
でもね本当に、そんなふうに位置づけていいのかな?と思うのです。
なぜなら、小さなやってみたいも、大きなやってみたいも
自分にプラスをもたらすかは やってみないと分からない からです。
・ 楽しいのか 楽しくないのか
・ 自分に合うのか 合わないのか
・ 自分ができるのか できないのか
・ 喜びに値するのか 苦痛に値するのか
2度とやりたくない。そんな結果になるとも限りません。
そうだとしたら、いつかやろうと構想をあたため続けるのは
現実的ではありません。
自分の心や身体がどんな反応をするのか、早い段階で
試す必要があるのです。
今までやった事はないけれど、やってみたい事って
小さな事から大きな事まで、沢山ありますよね。
・あの店に 行ってみたい
・あんな洋服を 着てみたい
・あの習い事 がしてみたい
・あの人と 友達になりたい
・あの場所へ 行ってみたい
・憧れの職業に ついてみたい
ここで、お伝えしたいのです。
「新たな試み」は
心構えや準備が必要な 大きな挑戦 ではなく
自分の心の反応を知る 小さな手掛かり探し であると。
今からご紹介するのは、私が実際に
社会人になってから、やりたくて試みた 習い事遍歴の結果です。
・テニス → 難しかった 卑屈になった(笑)
・スポーツジム → 地道に通う事が向いてない 面倒になった
・パソコン教室 → 1人で行うWEBベース進行で合っていた
・イタリアン料理 → 月1回ペースで数年 満足してしまい終了
・パン教室 → 2ヵ月に1回ペースで 楽しかった
心が反応する共通点が掴めてくると
自分が、喜びを感じる詳細定義や、方向性も分かってきます。
わくわくを得られる必須条件も分かる。正に発見です。
合えば続ける。合わなければやめる。それでいいのです。
現在の私は、というと
日程も回数も自分でに決められて、ドタキャン可能な
バドミントンサークルに所属しています。
月に1・2回、身体を動かしています。
運動音痴なので全く、上達はしません。
ですが、自由なスタイルで楽しいです。
やったからこそ … 向き 不向きが分かりました
やってみて初めて… 自分には 苦痛だと知りました
やっていくうちに… 自分が 何を求めているかに辿り着きました
これが自己理解 です。
よって…「新たな試み」は、良くない結果でもいいのです。
結果がでることに意味があります。
小さなものから、大きなものまで、自分の中にある
『 〜したい 』の望みを行動してみることで
自分を幸せにする法則が分かってくるのですから。
食べ物でも洋服でも、趣味も、習い事も
実は人間関係も、職業にも、同じことが言えます。
どうぞ、自分の心を実験してみて下さい。
1回だけでも、体験してみてください。
そして、その結果を噛みしめて下さい。
向いているのか向いていないか、の結論を出して下さい。
どうぞ、あなた自身で
あなたの 喜びの法則 を掴んであげてくださいね。