2021年09月16日

ボーっとする力

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人は常に色んな事を考えています。いえ…考えてしまいます。
でも楽しい事やプラスの事を考えている時は、疲れません。
不安な事、苦しい事、やらなければならない事
解決・決断しなければならない事 を考えている時は
ものすごく疲れます。

よって、脳を休ませる メンタルヘルスケア の1つとして

リラックスしましょう! 瞑想をしましょう!

と提唱されるのはその為です。


ただ、何も考えないようにするって難しくありませんか?

気づいたら人は、何かを感じたり、考えてしまうものですから。
でも、寝起きや体調が悪い時など、
結果としてボーっとしてしまうことはありますよね。

ボーっとしよう!と思って自分で無を作り出せる人は、
特技だと思って下さい。素晴らしい能力です。

そこで今回は、
何も考えないを どうやってするか についてお話します。
無になろうと思っても
数秒で何かしら、頭に浮かんできてしまいませんか?

そこで幾つかご紹介したいのでは

目を閉じて音を遮断し、別の何かに集中する方法

@ 自分の呼吸に集中 (感じる集中)
A 瞼の裏の黒色に集中(見る集中)
B 時計の音に集中  (聞く集中)

それは、何も考えていないことにならないのでは?
そう思う方もいらっしゃいますよね。
いえいえ、なるんです。

自分を追い詰めない 焦らせない 惑わせない


それが、自分に負担を与えず、脳を休ませることになるんです。

空、海、新緑などの1つの色を見ているとリラックスしやすくないですか?
それはこの集中原理です。

その状態に慣れてくると、無になるという
イメージが掴めてきて、出来るようになったりします。

初めから出来る人はいませんから、まずは実験。

タイマーを掛けて1分から どうぞお試しあれ!



リラックスすることが難しいあなたへ
さいたま市にある 心の森のカウンセリングです。



posted by junchan at 10:18| 心のおしゃべり

2021年09月09日

嫌われる理由

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「この人、私の事を良く思っていないだろうな…」
そう思ったことはありますか?

自分が、他者から良く思われなかったり
嫌われることは、気持のいいものではありませんね。
悲しい気持ちになりますよね。

ただ、生きていく中で

『 誰かに嫌われる 』ことは、全ての人に起きうる

そう言っても過言ではありません。

なぜなら、人が人を嫌う理由は様々だからです。
まず、実害として嫌な事をされたら
「あの人 嫌!」そう思うことは当然でしょう。

でもそれ以外にも、自分では気づけない無意識レベルで
「この人 なんか嫌!」と反応してしま理由があるのです。

・自分に出来ない事が出来る人への羨ましさ  … なんか鼻につく
・自分が得られないものを持っている悔しさ  … あの人 偉そう
・自分の未熟さと同じものを持つ人への拒絶感 … イライラする

・過去に傷つけられた人に似てる人への警戒心 … 意地悪そう
・自分と正反対の性格の人への恐怖   … あの人 理解できない 

読んでいて思いませんか?

自分では どうしようもないレベルで嫌われる


そうだとしたら、もうそれはどうしようもないことなのです。

ただ、忘れてはならないのが、
自分にも、同じ感情が他者に起きてしまうという事実です。
人の無意識というのは、なかなか複雑なものなのです。

さぁ!そこでお伝えしたいのは、
自分を良く思わない人、
嫌う人との人間関係を、どうにかしなくていいということです。

もちろん、自覚できている過ちがあれば謝罪や歩み寄りは必要でしょう。
でもどうしても、誤解・こじれることは人間関係では起きてしまいます。
解決が難しい場合はあるでしょう。

大事なのは、上手くいっていない人間関係に着目するのではなく

上手くいっている人間関係に着目する


自分に対してフラットに対応してくれる人、好意的に接してくれる人との
関係を大切にしていきましょう。

自分にとって心地よい人、心地よい居場所を選んでいいのですよ。



周りの皆が自分を嫌うに違いないと思ってしまうあなたへ
さいたま市にある 心の森のカウンセリングです。















posted by junchan at 10:35| 心のおしゃべり

2021年09月02日

感情的な人

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この人物を信頼できるかどうか、を決定する際
その人が「 感情をどう表すか 」という特徴が、結構重要なんです。

感情を素直に表現する人は、好感が持てますよね。
一方、感情を出し過ぎる「 感情的な人 」には
引いてしまいませんか?

今回は、苛立ちを表情や態度にそのまま出す「 感情的な人 」は

周りに多大な影響を及ぼす

という視点について考えてみようと思います。

まずは幼少期、小学生の頃に感じる、
「 感情的な大人 」への見方をご紹介します。

同じ感情的でも、泣くという行為に対しては、
【大人も自分達と同じように泣くんだな】
【可哀そう】【力になりたい】など比較的、柔軟な捉え方をします。
(あまりに多いと別の捉え方になります)

ただ怒り対しては、
自分に向けられると、自己否定に繋がりますし
他者に向けられるのを見た場合

【子どもみたい】【大人気ない】

という捉え方をします。
自分達子どもと変わらない、つまり未熟さとして解釈します。
親、先生、近所の人、全ての大人に対してです。

そして、多くそのような場面を見た場合
無意識ではありますが、その本人にだけでなく
全ての人への不信感へと繋がっていきます。
世の中の全ての大人に対して

【人は信頼できない】

そう捉えてしまう弊害も起きうるのです。


次に、大人になってから見る視点です。

職場の人や友人、通りすがりの人など、
自分に対して、感情的な怒りをだされた場合
その人を信用できない、信頼できなくなるのは当然なのですが、
他者に向けられるのを見た場合でも、不信感を持つきっかけになります。

自分には優しくても、他者に怒鳴っていたら

【いつか自分を怒鳴る日がくる】


人はそう捉えるものなのです。


ここまでは「 感情的な人 」を見る立場としてお話しましたが
自分自身が、家族や職場、親しい人の前で感情的になる場面ってありますよね。
そうゆう時は、感情を出し過ぎたことに気づき、後からでもいいんです、
子どもでも夫でも部下、友人でも、謝ったり反省の念を伝えるといいですよ。

大事なのは【自覚する】【直視する】
 ことです。

感情的な部分を持つ自分を認めることです。

それが、自己改善や変化の一歩です。
又、周りの人には
冷静な部分も持ち合わせている、という見方にも繋がります。
不信感に繋がる要素は、少しでも軽減したいものですよね。



怒りの感情を抑えらえないあなたへ
さいたま市にある 心の森のカウンセリングです。






posted by junchan at 14:05| 心のおしゃべり