2021年11月25日

ご機嫌にする

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久しぶりに逢った大学の友人は、こう言いました。
「 今後の人生は、自分で自分のご機嫌をとっていく 」と
仕事をバリバリこなす、忙しい彼女の決意でした。

私は素敵な言葉だなと思いました。そこで… 
『 ご機嫌 』って何でしょうね。

心が無の状態でもなく、テンションが上がった状態でもない。

『 いい気分 』や『 心地よい 』


これらの言葉が適しているかもしれません。

あなたは、自分をご機嫌にする方法を知っていますか?
ご機嫌とは、誰かにして貰うのではありません。
誰かに感情を発散した、その結果として手にするのでもありません。

簡単な例としては
お気に入りの部屋着を着る
お気に入りの洋服を選んで出掛ける
お気に入りの事務用品で仕事をする
座り心地がいいソファに身を預けて座る 
趣味のコーナーを作り眺める などです。

好きなモノを買った時、心のテンションは上がります。
でもそれが日常になると、テンションは下がりますが、

好きなものに囲まれる、心地よさに変わります


例を読んで、着るものなんて何でもいい、ペンなんて書ければいい、
そう思った方がいると思います。確かに、
悪い気分にはなりませんし、何も問題はありません。
ただ、自分をちょっといい気分にさせてあげる
このテーマには、当てはまらないかもしれません。
別の何かでもいいんです、1日の中で、人生の中で…
ご機嫌な時間がつくれたら、

長いほど きっと素敵な人生に繋がりますよ


ではここで、ご機嫌にすることが良い理由をお伝えします。
人が生きる上で大切な、自己信頼や自信はどうやって培われるか。
一流企業に就職、資格を取る、昇進など
外的要因で得られる何かでは、自信や自己信頼には繋がりません。
一時的な自信にしかなりません。
それよりも
落ち込んだ時には、自分を勇気づけ励まし、回復させてあげられるかどうか
繰り返しの日常に、自分をどれだけ楽しませたり、
心地よい状態にさせてあげられるか、そうゆう

内的要因こそが 自信や自己信頼に繋がります

だから大切なのです。

ただ、これが好き!これが心地よい!これするといい気分!を
     あまり感じないという人もいますよね。
そんな方はまず、
これは嫌!これが負担!など、嫌な感覚をはずしていくことから
始めるといいですよ。そこからきっと、好ましい何かに辿り着くでしょう。


心が鈍感になっているあなたへ
さいたま市にある 心の森のカウンセリングです。


posted by junchan at 14:01| 心のおしゃべり

2021年11月18日

解釈のくせ

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挨拶をした相手が素っ気なかったら、あなたはどう思いますか?

いつも素っ気ない人であったり、初めて逢う人であれば
気にしないかもしれません。

ただ
顔見知りであったり、毎日顔を合わせる間柄であったり、
いつもと違う反応だと

あれ 何でだろう?  と 少し考えてしまいますよね。

そこで質問です。
その素っ気ない理由を『 私…何かした? 私に怒ってる? 』
そういつも解釈してしまう、そうゆう方はいませんか?

一瞬、そう思うこと、はあるかもしれません。
ただ、その考えから抜けられず、会話を振り返ったり、不安になるとしたら
それはもう
「くせ」になっているお決まりの解釈  
かもしれません。

確かに、あなたに怒っている可能性はあります。
でも、素っ気ない行動の1回や2回で決めつけるのは、時期尚早です。
客観的な事実とは言えません。

なぜなら、人が素っ気なくなる理由としては
色んな事が考えられるからです。

・考え事
・物事の手順を思い返している
・体調が悪くてボーっとしている
・今度行く、楽しいことを想像している
・昨日、誰かと喧嘩して落ち込んでいる
・そもそも、素っ気なくしたという意識がない
・気分により、その日のテンションが変わる人

気づかないうちに、素っ気ない挨拶をしてしまうことって
あなたも、誰にでもあると思うのです。

よって、事実を確かめてもいないのに
勝手に解釈を断定して、落ち込んだり、他のことに集中できなくなるのは

時間がもったいないですよ  

そうは言っても誰にでも、「くせ」になっている解釈というものが存在します。
その「くせ」に気づくことこそ が心を楽にする一歩になるのですよ。



いつも 自分が悪いんだ にたどり着いてしまうあなたへ
さいたま市にある 心の森のカウンセリングです。








posted by junchan at 18:20| 心のおしゃべり

2021年11月11日

あらぬ誤解

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先日、あらぬ誤解を招いてしまいました。

職場の固定電話が鳴り、受話器を取ると
「○○リース会社と申します」との声が…。
営業ね、とすぐに分かりました。

と、その瞬間

ぷっ 
電話が切れたのです。

原因は、私でした。
電話をしたまま、ある物を取ろうと立ち上がった為、
受話器の線が引っ張られ、外れてしまったのです。
営業なので、じっくり聞く必要がないと思い
次の動作を始めたせいでした。

「 わぁ どうしよう 」焦りました。

ガチャ切りしたと思われたよね!
すごく失礼な人だと思ったよね!
掛けなおしたほうがいい?
謝罪しなくちゃ!
でも営業だし、0120発信だし、名前も分からないし…

なんとも言えない気持ち     になりました。

営業の人も、仕事で電話しているのに悲しくなっただろうな。
もしくは頭にきただろうな。
態度の悪いカウンセラーだと、SNSに書かれたらどうしよう。
などなど、思考は止まらず、プチパニックになりました。

ただ、自問自答が一通り終わった後、私は自分にこう言いました。

「 もう しかたがない。  
  何もしなくていいよ 今後 気をつけよう 」


次のカウンセリングが迫っていた私は
       こうして気持を切り替えたのでした。

この話は、面識がない人との出来事ではありますが、
皆さんも経験がありませんか?
故意にそうした訳ではないのに、誤解が起きた。
想像もつかない事態になった。自分が悪者になった。

「 あぁ、何でこうなるの? 」という結末  です。

人生では、そんなつもりはなかったのに…という誤解が起きるものなのです。
相手の方に申し訳なかったり、自分も悲しいですし、悔しいですよね。

ただ
訂正も無理、反って言い訳になる、時 既に遅しなど
誤解を解くのが難しい時、もうどうにもならないのならば、しかたがないのです。
ジタバタせず、ただ受け入れるしかないのです。
周りに、貴方が悪者ではないと分かってくれている人が
きっといるはずです。

でも『 ただ受け入れる 』が結構、難しいんですよね。

難しいながらも、大事なのは

自分を悪者扱いしないこと 


なのだと思います。

こうすればよかった、と未来に繋げる反省はしても、
自分がこんなだから誤解されるんだ
と、自分を責めることはしないで欲しいのです。
どうぞ、自分だけは自分を誤解しないであげて下さいね。


良くないことが起きると、自分を責めてしまうあなたへ
さいたま市にある 心の森のカウンセリングです。






posted by junchan at 13:18| 心のおしゃべり