2022年08月17日

失敗の捉え方

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失敗が重なったり
大きな失敗をした時にはすごく落ち込みますよね。

「自分はダメな人間だ」と人格を否定をしたり
「今後もいいことなんかない」と未来を否定したりもします。

ただね。
失敗が 100%自分の責任ということはないんですよ
成功も、100%自分の手柄ではないように…。

『 成功 』を基準に考えると理解しやすいかもしれません。

何かを成し遂げた時、それはもちろん
自分の努力の賜物であることに、間違いはありません。
ただその背景には…。

過去に自分を指導してくれた人
      助言をくれた人
現在 自分を応援してくれる人
      協力してくれる人
      
人の存在がそこにはあります。

又、努力ができた環境や
当日を無事に迎えられた環境が、あってこそです。
ラッキーという、偶然が重なることもあるでしょう。

ね! 自分の努力以外にも
 人の存在や環境があってこそ 

成功にたどり着けたのだと思いませんか?

そう考えると失敗も同じです。
失敗は、自分が招いた種ではあるのですが、
自分の人格や未来を否定するまでには、値しないのです。

自分が置かれていた、過酷な環境もせいかもしれません。
与えられた準備期間の短かさ、などの状況もあったかもしれません。
あの時、あの人がああしていたら、教えてくれていれば防げたのにという、
周りの人の動きも関係するでしょう。
何であの時、ああなったのだろうという
アンラッキーにみまわれることもあると思います。


どうぞ、主観的ではなく客観的にとらえてみて下さい。
成功も100%自分の手柄ではないように
失敗も100%自分の責任ではないのです。

自分を責めるのは 60〜70% 

くらいにしておきませんか。 
自分のダメな所を挙げ続け、エネルギーを0まで消耗するよりも
「次 どうしたら防げるのだろう」と考えられるエネルギーを残しましょう。

心の余裕があってこそ「また 頑張ろう」という未来を描けるのですから。
失敗を未来の成功へと繋げていきましょう!



失敗を引きずってしまうあなたへ
さいたま市にある 心の森のカウンセリングです。


posted by junchan at 17:42| 心のおしゃべり

2022年08月04日

大切にする

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「自分を大切にする」というフレーズを心理系の本ではよく目にします。
ただ、抽象的な表現な為、ぴんと来ない方もいらっしゃると思います。

もちろん、人それぞれに大切にする方法が存在すると思うので
答えは様々だと思います。ただ、大きく捉えると
「自分という人間を尊重する」そこに尽きると思います。

今回は、じっくり考えることではなく
『 試しにやってみて! 』という方法をご紹介します。

シンプルな2つのことです。

@ 自分に ごめんなさい と言う
A 自分に ありがとう  と言う

どんな時に言うのかというと…
@物に身体の1部をぶつけた時や、自分に無理をさせた後に
「痛かったでしょ!大丈夫?ごめんね」
「疲れたでしょ! 大丈夫?ごめんね」

角に足をぶつけた時など、ものすごく痛いですよね。
そんな時は、物にあたってみたり、
自分に苛立ちを向けることってありますよね。
その

行き場のない気持ちに 優しい言葉を掛けるのです

痛い想いをさせてしまってごめんね。
無理をさせてしまってごめんね。そんな感じです。

A1日の終わりや、何か大変な事が起きた後に
「今日は暑かったね。暑いのに 仕事(家事)してくれてありがとう」
「今日は大変だったね。よくやったよ。ありがとうね」

第3者に言うことはあっても、自分にはあまり言わないですよね。

どうでしょうか。
気づいた方もいらっしゃる思いますが  自分で自分をねぎらうのです

他者を気づかうこと、ねぎらう事はあっても自分には、なかなかしないですよね。
ねぎらいは尊重の1つです。言ってみると、不思議な感覚がします。
でも、案外 悪くないですよ(笑)

人から尊重されるのを 期待する、待つ、要求するより
自分で自分を尊重してあげましょう。
尊重される感覚を自分に提供してみて下さい。
誰が何と言おうと…

あなたには 尊重される価値がある  のですから。



自分を大切にする方法が分からないあなたへ
さいたま市にある 心の森のカウンセリングです。



posted by junchan at 12:39| 心のおしゃべり