
電話の対応が、ラインやメールと違うところは
相手のタイミングに、自分が合わせなければ ならないことです。
電話は取ってみないと
要件があって掛けてくるのか、声が聴きたくて掛けてきているのか
相手が嬉しい報告をするのか、愚痴を聞いてほしいのか
意向が全く分かりません。
一方で、特定の相手には
「この人は 絶対に あの話だろうな」と予測できてしまう事もあります。
どちらであっても
電話が掛かってくる時は
相手のタイミングが整っている時 です。
よって掛けられた方は
心のタイミング、状況のタイミングが整っているとは限りません。
相手からの 嬉しい報告が … 今の自分には聞けない。
相手からの 愚痴や悲しみを … 今の自分では受けとめきれない。
相手からの お願い事が … 今の自分にはできない。
そうゆう気持ちになる時が ありますよね。
そんな時は、電話にでなくていいのですよ。
友人から、知り合いからの電話だけでなく
親から、兄弟からの電話でも
心に余裕がない時は でなくていい のです
きっと、心は反応しているはずです。
電話の着信音がなった時、相手の名前を確認した時
一瞬、嫌だなと思うはずです。拒否反応のようなものがでるはずです。
「 出ない 」という選択をしてもいいのです。
薄情ではありません。冷たい訳でもありません。
自分の 心の余裕を守る 大切な行為 なのです。
緊急であれば、連続で掛かってきます。
留守電に、要件を入れるはずです。
それ以外なら、あなたの心の準備が整ってから、掛ければいいのです。
ラインやメールで返答してもいいでしょう。
数時間後でも、数日後でも。
準備に時間がかかる時は、掛けなおさなくても…。
とは言え、最後にお伝えしたいことがあります。
反対も起こりうるということを。
自分が電話を掛けた時、相手がでないのは、忙しいのかもしれない。
でももしかしたら、今は心の余裕がないのかもしれない。
答えは分からないけれど、そうならば そおっと見守ろう
そんな対応ができるといいですね。
人と話すと疲れてしまうあなたへ。
さいたま市にある 心の森のカウンセリングです。