
『 面倒くさい 』というこの5文字
実はものすごく、奥が深い言葉なんです。
「 私 面倒くさがりだから… 」の ひと言で片づけたり
自分を否定する意味合いで 使わないで あげて欲しいのです。
この5文字、こんな時に心でつぶやきますよね。
他者からの
「 これやってみたら? 」という提案に 「 面倒くさいな 」
「 これやってくれない? 」というお願いに「 面倒くさいな 」
自分自身の
「 これやろうかな 」という意志に 「 でも 面倒 」
「 これやらなきゃダメだよな 」という気づきに「 でも 面倒 」
面倒くさいの意味合いは、行動拒否ですが
そう思いながらも、やる時もあれば やらない時もありますよね。
今回は『 面倒くさい 』 そう思うに至る理由について、考えてみたいと思います。
面倒くさいの言葉の奥には、 別の感情や意志が存在 します。
・ 疲労感 疲れていてエネルギーがない
・ 余裕のなさ 考え事があり、別のことに集中できない
・ 拒否感 自分の意志に反している、必要性を感じない
だから… やれないし やりたくないし やらない のです。
面倒くさいと思うには、理由がちゃんとあるのです。
普段から頑張り屋さんの人ほど
面倒くさい という言葉を発する傾向があります。
そんな人は、頑張りすぎに注意です。
自分の為の頑張りには、自分に厳しくし過ぎている可能性があります。
他者の為の頑張りには、気遣い過ぎや やり過ぎの可能性があります。
さぁ結論です。
面倒くさいと心でつぶやくことがあったら
どうか 自分が疲れていることを自覚 してください。
又はそこに、自分の反する意志があるかどうかを自問自答してみてください。
疲れているのなら、ゆっくりと 自分の為だけの時間を過ごして下さい。
エネルギーを補充してあげて下さい。
自分の意志と反することに気づいたら、他者に気持を伝え直したり
時間や日程の猶予を貰うことも必要です。
『 面倒くさい 』の この5文字
自己理解を深める、ヒントにしてみてはいかがでしょうか。
何もかもが面倒だと感じる あなたへ。
さいたま市にある 心の森のカウンセリングです。