2023年03月23日

心理的 疲れ

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『 疲れ 』は2種類に分類できます。
       身体的疲れ と 心理的疲れ です。

身体的疲れは、身体を動かした時や、集中した時に生じます。
仕事や家事など、やるべき事をした時にも疲れますが
趣味や楽しいことをした時にも、疲れます。

次に心理的疲れです。これは案外、分かりにくいんですよ。
これは、実際に行動に移していなくても
ずっと 同じ想いを巡らせる それだけで生じます。

以下の思考は、代表的なものです。

・反芻思考(不快な事を何度も思い出して自問自答)
・べき思考(これやらなきゃ、あれもやらなきゃ)
・自己否定(反省を超えて、自分を責め続ける)
・強迫観念(不安なことが頭から離れない)

誰にでも、1つは経験があると思います。
ただ、これらの思考を侮ってはいけません。
大きな心の負担となり、ものすごく疲れますから。

大事なのは、その 心の疲れに気づく そして対処をすることです。
「 今は保留にしよう」と決断したり、誰かに話を聞いてもらうといいですね。

でもそれらができないと、心の疲れから身体の不調へと移行してしまいます。

あなたが大きな疲れを感じた時、疲れを無視した時にでる
からだの反応は何ですか?

 ・頭が痛くなる ・目が重たくなる
 ・めまいがする ・耳鳴りがする
 ・お腹が痛くなる・腰が痛くなる

心当たりはありませんか?
ただね、身体の不調は悪者ではありません。
私たちに 『 休息をとろうよ 』『 頑張り過ぎだよ 』
そう教えてくれているのです。

身体の不調は『 私…疲れているんだ 限界まで考えたんだ 』
そう認識するきっかけにしましょう。
だって、疲れている時は
良い考えなど浮かぶはずがありませんよね。

例え、解決策が見つからなくても

一生懸命に考え続けた 

そんな自分自身を認めてあげて下さいね。




反芻思考を止められない あなたへ。
さいたま市にある 心の森のカウンセリングです。




posted by junchan at 17:46| 心のおしゃべり

2023年03月03日

視点を生み出す

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物事がうまくいかない、最近ついていない
そんな状態が続くと…人は
状況を嘆いたり、相手を責めたり
最後は 自分を責めたくなる ものです。

落ち込むし、悲しいし、悔しいし
行き場がないからこそ、そうしたくなるのです。

でもだからといって、状況が変わる訳もなく
心が落ち着くわけもありません。
それなのに… 同じセリフや考えが、頭の中でぐるぐる回り
逃れることができなくなるのです。

そんな時!
別の新しい視点で捉えることができたら
少しだけ… 心に余裕を持つ ことができると思うのです。
その心の余裕こそが
次の新たな局面への突破口に、繋がると思うのです。

今回は、自分を苦しめている視点とは違う
別の視点を生み出すきっかけになる  もしもシリーズ  をご紹介します。

『 もしも私が ○○だったら…  今の私に 何て声を掛けるだろう 』 
そんな問いかけを 自分にするのです。

例1)もし私が… 自分の事をよく知る 親友 だったら なんて声を掛けるだろう
例2)もし私が… 未来が見えている 神様 だったら なんて声を掛けるだろう
例3)もし私が… 心理カウンセラー だったら なんて声を掛けるだろう

つまり
・自分を 優しくつつむ視点  でみるのです。
・自分に プラスの視点   をみせてあげるのです。
・自分を 客観的にみる視点  をつくるのです。

3つの中の、誰の立場からだと 別の新たな視点 が生まれるのか
意外なセリフがでてくるのか は実際にやってみないと分かりません。

今あなたに、悩んでいることや 自分を責め続けていることがあるのなら
是非、試してみて下さい。
初めは上手くいかないかもしれません。練習は必要ですね。

それでも、別の視点が生まれてこなかったら その時は…
ひとりで考えることを一旦保留にして
近くのカウンセリングルームを探してみて下さい。
そこで、お話してみて下さい。
きっと別の角度から、何かしらの視点を貰えると思いますよ。


人を信頼することが難しい あなたへ。
さいたま市にある 心の森のカウンセリングです。






posted by junchan at 19:43| 心のおしゃべり