
『 疲れ 』は2種類に分類できます。
身体的疲れ と 心理的疲れ です。
身体的疲れは、身体を動かした時や、集中した時に生じます。
仕事や家事など、やるべき事をした時にも疲れますが
趣味や楽しいことをした時にも、疲れます。
次に心理的疲れです。これは案外、分かりにくいんですよ。
これは、実際に行動に移していなくても
ずっと 同じ想いを巡らせる それだけで生じます。
以下の思考は、代表的なものです。
・反芻思考(不快な事を何度も思い出して自問自答)
・べき思考(これやらなきゃ、あれもやらなきゃ)
・自己否定(反省を超えて、自分を責め続ける)
・強迫観念(不安なことが頭から離れない)
誰にでも、1つは経験があると思います。
ただ、これらの思考を侮ってはいけません。
大きな心の負担となり、ものすごく疲れますから。
大事なのは、その 心の疲れに気づく そして対処をすることです。
「 今は保留にしよう」と決断したり、誰かに話を聞いてもらうといいですね。
でもそれらができないと、心の疲れから身体の不調へと移行してしまいます。
あなたが大きな疲れを感じた時、疲れを無視した時にでる
からだの反応は何ですか?
・頭が痛くなる ・目が重たくなる
・めまいがする ・耳鳴りがする
・お腹が痛くなる・腰が痛くなる
心当たりはありませんか?
ただね、身体の不調は悪者ではありません。
私たちに 『 休息をとろうよ 』『 頑張り過ぎだよ 』
そう教えてくれているのです。
身体の不調は『 私…疲れているんだ 限界まで考えたんだ 』
そう認識するきっかけにしましょう。
だって、疲れている時は
良い考えなど浮かぶはずがありませんよね。
例え、解決策が見つからなくても
一生懸命に考え続けた
そんな自分自身を認めてあげて下さいね。
反芻思考を止められない あなたへ。
さいたま市にある 心の森のカウンセリングです。