
人生が、すべて思い通りになったら嬉しいですよね。
でも、なかなかそうはいきません。
ただ、思い通りにいかなかった出来事が
ダメな事だと決めつけるのは、少し違うと私は思うのです。
一見、思い通りにいかなかった出来事も
のちに 思い通りになる未来に繋がっているとしたら
それは長い目でみて、悪い出来事ではなかったということになりませんか?
代表的なことわざでは「失敗は成功のもと」がありますよね。
他に例を挙げてみます。
例@…階段から落ちて入院したとします。
それは不運な出来事かもしれません。
でも、その病院で出逢った人と結婚したら、不運とは言い難いですよね。
例A…目の前の列車に乗れず、交通手段をバスに変えたとします。
それは悔しいですし、面倒な出来事ですよね。
でもその後、その列車が路線に長時間、立ち往生したとします。
そうなると、自分に起きた出来事は幸運だったと言えます。
どうでしょうか?目の前で起きた不運が
良くない事だとは決めつけられないような気がしませんか。
ただ、例@と例Aには違いがあります。
@は、不運な出来事が、後からそうじゃなかったと自分で気づけます。
でも例Aは、大きな遅延に繋がった事実を知らなければ
幸運だったとは気づけません
そうなんです。人生にはAのような出来事が起きているのだと思います。
幸運に結び付いたことが確認できれば、不運を幸運に変換できますが
気づけずに、不運なままの解釈にし、自分を責めたり落ち込むケースです。
でも 知らないうちに 救われていたケースがある
そうゆう角度で解釈するのもいいものですよ。また、のちに幸運に結び付くけれど
答え合わせに時間がかかっているのかも。そう思うことも!
今回は解釈する視点をご紹介しました。
目の前で起きたよくない出来事を、不運だと断定するのは
客観的事実ではないかもしれませんよ
目の前で起きた出来事が、うまくいかなくても
「私が悪い」「今までもうまくいかなかった これからもずっとそうに違いない」
そう決めつけないでもいいんです。
答えは誰にも分からないし すぐには分からない
だから… そう まずは一旦保留にしてみてくださいね。
目の前で起きる不運は全部自分のせいだと思うあなたへ
さいたま市にある 心の森のカウンセリングです。