
学校や職場、ママ友や趣味サークルなど、
集団の中には必ず、自分と気が合う人もいれば気が合わない人もいます。
性別に関係なく、人としてスキだなと思える人もいますし
イヤだなと思う人も当然います。
そこで今回は、悪口の定義についてお話します。
集団の場で【 あの人に、キツイ事を言われて嫌だった 】
という出来事が起きたとします。
キツイことを言われたら 誰でも悲しくなります
イラっとすることもあるでしょう。
そこで、あなたならどうしますか。
誰かに話しますか?誰にも話しませんか?
嫌だったことを軽く流せる場合はいいのですが
落ち込んだり気になってしょうがないのに
気持に蓋をして、我慢したり耐えるという方法をとっていませんか?
【 集団の場で マイナスの感情を誰かに話すことは悪口になる 】
だから誰にも言わない。
このような思考になっていませんか?
そこで…嫌なキモチを吐き出すことの大切さと共に
キモチを吐き出す事と、悪口の違いについてお話します。
どちらも人に話す時には「あの人にこんな事を言われた」と同じような言葉を使うことになるでしょう。
そうなると、同じことのように思ってしまいがちです。
でも 違うんですよ。
嫌なキモチを
★信頼できる人に話す。これは、自分のキモチに素直になることで
気持ちを吐き出す事です。
★誰かれ構わず話す。又は、相手への反撃として人に聞かせる。
これは悪口です。
ポイントは 誰に話をするかです
自分が信頼できる人=
この人に聞いてもらいたいと思える人に話すことが重要です。
信頼できる人が同じ集団にいない場合は、少しの時間が空いてでも
その人に話せる機会をつくりましょう。
信頼できる人が同じ集団にいる場合は、念のため
「誰にも言わないでね」と前置きをして話しましょう
この配慮は、噂が広まり相手の耳に届いてしまうことへの配慮ですが、
自分や信頼できる人への配慮でもあります。
人の行動や感じる気持ちは、立場が違うと捉え方が変わります。
あなたや信頼できる人が、他者からあらぬ誤解をされない為です。
嫌なキモチがした時、たまたまそこにいた人に話をした。
何かあった?と聞いてくれたから話をした。
これはやってしまいがちですが、避けましょうね。
最後に、嫌なキモチを吐き出すことについてお話します。
嫌なキモチ、傷ついたキモチを誰かに話したり、表現することはとても大切です。
嫌なキモチに蓋をしたり放置することは、
自分がそのキモチを否定したことになるからです。
否定が続くと 身体や心は悲鳴をあげます
自分が感じたキモチに素直になる。簡単なようで、難しいことです。
ただ、自分だけは自分の味方でいたいものですよね。
信頼できる人がみつからないあなたへ。
さいたま市にある 心の森のカウンセリングです。