
同じことをしても
ある人は褒めてくれたけど、ある人は否定した。
そんなことが、現実に起きるんです。
例えば、元気な性格は
「いいね」と褒められることもあれば
うるさがられることもある。
人によって、受けとり方は変わりますよね。
★まずは、捉え方についてお話します。
なぜ、同じことをしても見る人が違えば、感じ方が違うのか
それは、捉え方は受け相手側に委ねられるからなんです。
その判断基準は人それぞれです。その人の
過去からの、経験に基づく価値観や感性であり
現在の、心の状態を表すものだったりします。
つまりその人が、自由に判断 するものなんです。
自由に判断とは、その人が今まで生きてきた
人生経験の中で判断する そんなイメージだと思って下さい。
よって、逆もしかり。
私達も、自由に人を判断しているのだと言えます。
近くに、お喋りを楽しむ人がいたとします。
疲れているときには、聞きたくないし『 静かにして! 』と思う。
でも、暇なときには、聞き耳を立ててしまう、そんな感じです。
どちらが正解で どちらが不正解ではない のです。
★次に、人からの否定の評価についてです。
ある人があなたに激怒した。酷く否定したとします。
あなたは、ものすごく傷つくと思います。
それを、どう解釈すればいか…。
答えは、自分とは切り離して考えることに尽きます。
ある否定の評価は、その人 独自の解釈であり
その人の好みであって、時には身勝手な考えに過ぎないのです。
よって、あなたを表す
【 真実の評価 】 でも【 正解 】でもない のです。
それなのに
・声を大にして言われる
・威圧的に言われる
・何度も言われる
・言い切られる
と、それがまるで 【 事実 】かのように感じて、落ち込みますよね。
でもね。強い否定に惑わされないで!
更にやっかいなのは
「 ○○さんも言っていた 」
「 みんなも そう思ってるよ 」
こんなふうに、他者を巻き込むような言い方をする人です。
そんな言い方をする人は
第3者を巻き込む事で、主張を強めようとする
己と他者の境界線があいまいな、未熟な人です。
よって、客観性に欠けるその人の評価を真に受ける必要はありません。
「 みんな 」の基準も、その人の思い込みに過ぎません。
まとめますね。今回お伝えしたいことです。
★ 自分を評価してくれる人 評価してくれる場所 を選びましょう。
あなたをどんな人だと感じるかは、皆違います。
よって、自分を否定する人より肯定する人とつきあうことを
自分で選択する必要があるのです。
・貴方への評価が低い 家族や友人とは、距離をおきましょう。
・貴方の価値を低くみる 上司とは
気が合いませんので別の上司に相談しましょう。
・貴方を仕事ができないと判断される職場からは、離れましょう。
職場を離れるについては、他に2つの理由があります。
@ ある職種では、仕事ができる人だと思われたのに
違う職種では、仕事ができない人だと思われた。
これは、現実に起こります。
その職種が、自分の能力や性質に合っているか
の見極めは必要です。
A 同じ職種でも、ある会社では仕事ができると思われたのに
同じ職種でも、会社を変えたら仕事ができないと思われた。
これも、現実に起こります。
社風や規模、上司の人間性、働く人の雰囲気、忙しさでも
個人への評価は、変わります。
今の会社、今の部署、今のチームが
自分に合っているかを見極めるのも大事なのですよ。
結論です。
人の評価は 実に あいまい なんですよ。
よって、置かれたかれた場所で咲くのではなく
自分が1番咲ける場所を選びましょう。
こらは、自分を否定する人を排除する、自分を甘やかす。
そうゆう事ではありません。
自分も他者からも望まれる場所で
能力を活かしたほうが、心が安定します。
あなたを否定する人と一緒にいる時間は、心が疲弊します。
より生きやすい選択することは、自分を大切にする事なのですよ。
他者からの助言についてですが
あなたの成長を想って、注意してくれる人は
あなたが受け取りやすいように伝えてくれるはずです。
あなたが信頼する人から助言は、受けとりましょう。
でも、信頼できない人
この関係で出会わなかったら、友達になりたくない人。
そう思う人からの指摘は、受けとる必要はないですからね。