2013年01月09日

夢のつばさ「冬キャンプ」

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『夢のつばさプロジェクト』 

夢のつばさプロジェクトとは、
お茶の水女子大学・大学院教授である室伏きみ子先生の企画のもと、
NPO法人お茶の水学術事業会が中心となって運営する、
東日本大震災が要因で保護者を亡くされた子どもたちを長期に渡って支援する
プロジェクトのことです。

■2012年12月24日〜27日
そのプロジェクトの一環である「3泊4日の軽井沢キャンプ」に2泊3日で
心理カウンセラーとして参加させて頂きました。 
参加してくれた子ども達は、小学3年生から高校1年生までの男女です。
そして中心となって子ども達と関わっていくのはボランティアの大学生たちです。
今回は、学生さん達と一緒に『仙台』まで子どもたちをお迎えにいくところからスタートしました。

今回も、学生さん達による熱意&思いやりのこもった企画と、
プロジェクトに賛同下さった企業や専門家の皆さまのご協力と真心から成るキャンプでした。

学生のお姉さんお兄さんの温かな眼差しがいくつも自分(子どもたち)に注がれ、
自分を気にかけ、声をかけてくれる、遊んでくれる、そんな有意義な時間こそが、
傷ついた心を「やさしさ」や「安心」に変えていくのだと感じました。


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クッキーづくりの様子です。 ココア・抹茶・プレーンの3種類を作りました。


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クリスマス会の様子です。 ゴスペルの皆さんやサンタさんも来てくれました。
コスプレをした子どもたち・学生たちと皆で楽しい夜を過ごしました。



ここから先はあるツンデレな小学生男子とのエピソードです。
つんでれくんは学生さん達とコミュニケーションを取るのは上手でしたが、
大人たちとコミュニケーションをとるのにはとても抵抗があるようでした。
そこで私は、自由時間にお部屋でくつろいでいる、つんでれくんの心の扉を少し開けてみることにしました。


★つんくん 「おまえ誰だよ~」

◆私     「じゅんこだよ!宜しくね」  ※キャンプ中はニックネームで呼び合います

★つんくん  「何で部屋に入ってくるんだよ~」 

◆私     「私も一緒に遊んでよ~」

★つんくん  「やだよ あっちいけよ」

◆私     「私も混ぜてよ~ 入れてよ~ 一緒に遊びたいんだもん」

★つんくん  「嫌だ!」

◆私     (行動)  突入

★つんくん  「なんだよ~ じゅんこ あっちいけよ」

◆私     (心の声)あら!私の名前を読んでくれた まぁ可愛いハート

★つんくん  「もう~ 勝手に入ってくるな あぁもうじゃあ 
         このゲームの説明書読んで教えてくれたら入れてやる」

◆私     (心の声) お! 条件つきだけど 受け入れようとしてくれている
       「やったね♪ 分かったよ 説明書読む!」


そんなこんなで … 説明書を読むのが苦手な私は一生懸命読んだものの、成果はなく 
「やっぱり分からないよ」と根をあげることになるのですが、学生さんたちの助けをかりて

最終的には!

ゲームにまぜてもらい、つんでれくんと他の子どもたちと学生さん達と一緒に楽しく遊ぶことができました。

自分を受容し理解しようとしてくれる人の存在は、子どもに安心感と自己肯定感を与えます。
そしてそれらの感情があるからこそ、子どもは努力をしたり、変化を起こしたり
成長していけるのだと私は思います。

まずは、子どもの発言のその奥にある背景と意味を見立てながら、
どんな働きかけが今のこの子に必要なのかを考えながら接した、キャンプでした。

プロジェクトに関わった子ども達、学生さん達、支援者の皆さまがこの1年間を
心も身体も健康に過ごせますようお祈り申し上げます。



心理カウンセラー 木村純子










posted by junchan at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 震災支援
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